生命保険のおばちゃん

母が昔、保険の営業で働いていたこともあり、生命保険は母の元同僚のおばちゃんにお願いしている。年に数回家に来ては、何やら説明をしていくのだけど、正直なところ「何がなんだか、さっぱりわからない」のである。
携帯電話のサービスプランのように、生命保険の詳細はとても複雑。説明を受けてもよくわからないのが正直なところ。訳もわからず毎年更新したり、プランを変更したり・・・と保険のおばちゃんの言うがまま。これで良いのか・・・毎月払う額だって結構、家系に響くものである。
しかし、昔ながらの母の付き合いもあり、今更辞めるわけにもいかず、結局ズルズルと同じ契約を続けている。
テレビのCMなどで安い生命保険があると気にはなるものの、実際に変更する手続きも面倒臭い・・・というようにとにかく、保険のことはよくわからないのである。
その保険のおばちゃんは、話を聞くのがやっぱり上手で、以前会話の中で「料理の本とかよく読んでる」って話をしたのを覚えていてくれて、家に来る時は時折、料理の雑誌を買ってきてくれる。
こうしたちょっとした気配りもやっぱり、長年の営業のテクニックなのだろう・・・と私は密かに関心している。
病気になった時、けがをした時、急な入院・・・やっぱり保険に入っていなければ不安ばかりだ。毎月の金額が高くても、そのおばちゃんとの付き合いもあり、私はこれからも迷いながらも同じ生命保険を続けていくのだろう。

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